2025/03/04

Buddism 3

インドの龍樹、オアシス国家亀茲国(きじこく)の鳩摩羅什(くらまじゅう)も仏教を偶像崇拝教に変貌させました。 想像力豊かな仏師たちは偶像崇拝教の仏陀像を妄想と観念で創作しました。 それで仏教徒たちは仏師が妄想と観念で創作した「擬人化された太陽」を拝んでいます。 友人の渋谷氏が数冊の本を紹介したので私は重要な箇所を紹介しました。 「神々のたそがれ」(著者:渡部大修氏、元僧侶、印度学、聖アントニア大神学校教授)にインド仏教(釈迦宗)「大乗仏教」「僧侶」のことが次のように書いてありました。 万神図の首座なる神の「摩訶毘盧舎那如来」(まかびるしゃなにょらい)は印度サンスクリット語の「マハー・ヴァイロキャーナ・タターガタ」で略名を「大日如来」と言います。 摩訶(マハー)は大を意味づける形容詞、「盧舎那」(ロキャーナ)は輝きや照らすをあらわす名詞です。「毘」(ヴァイ)は分詞です。かつての東京大学教授島地博士は毘盧舎那(びるしゃな)を「輝き光る大いなるもの」と翻訳して大日如来を「擬人像をもってされた太陽」と確定づけをされました。俗にいう「お天道さま」にすぎない物体を「造語の虚偽」で神の地位に据えて無知な俗衆を欺瞞しているのが真言宗です。 「奈良の大仏」も毘盧舎那(びるしゃな)で有名無実な巨像です。 万神図(曼荼羅:まんだら)の原作者はインドの龍樹(西暦150年~西暦249年?)です。ギリシャの「万神」パンテオンを模倣して万神図(曼荼羅)を作図しました。しかし、支那においても信仰と共に滅亡して我国でのみ国宝として重要芸術品として保存されているにすぎません。万神図(曼荼羅)は芸術的には逸品として鑑賞に値するでしょうが万神図(曼荼羅)を信仰の対象とする時代は既に過ぎ去っているのです。

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Buddism 6

我が国には釈迦教に1.875体の「神なるもの」が存在しますがその全てが偶像です。 渡部大修氏によるとギリシャの「万神」パンテオンを模倣して作図した曼荼羅の中心にいるのが「擬人像をもってされた太陽」の大日如来で仏教徒は「お天道さま」を崇拝しています。また、仏教徒たちは「アポロなる観...